”学ぶ”の語源は”真似ぶ”と言われています。

手っ取り早く売れるようになりたいのなら、
身近なトップセールスの真似をするのが一番。

真似は若手や新人の方がしやすい!

中堅やベテランになってくると、
それぞれに変なクセが付いてしまっていて、
そのクセがなかなか取れなくて、
完全に真似るのが難しくなる。

”クセ”もそうだし、
プライドやこだわりが邪魔をすることもある。

その点、
まだ経験の浅い若手や新人であれば、
余計な先入観や中途半端な技術もないので、
吸収しやすいはずなのだ。

ただ、
新人の方が吸収しやすいのは間違いないが、
新人だとトップセールスの何気ない言動の
意図を理解できていなくて、
真似できていないこともあったりする。

真似るのであれば最新の注意を払って、
徹底的に真似る。
完コピくらいでちょうど良い。

全体を見て付け焼き刃にしない!

よく研修とか合同訓練とか勉強会のあと、
普段会うことのないトップセールスに感化され、
ちょっとした一フレーズだけを取り入れて、
それで満足してしまっているケースを本当によくみる。

いわゆる付け焼き刃というやつで、
その場しのぎの一時的な対処で、
もちろん結果は全然ついてこない。

とりあえず挑戦してみることはとても大事だけど。

では付け焼き刃だとなぜうまくいかないのか。

花の咲いている枝を切ってもってきたにすぎない

付け焼き刃がうまくいかない理由を、
思考の整理学/外山滋比古
を読んで大変合点がいくものがあった。

われわれは、花を見て、枝葉を見ない。
かりに枝葉は見ても、幹には目を向けない。
まして根のことは考えようともしない。
とかく花という結果のみに目をうばわれて、
根幹に思い及ばない。

聞くところによると、
植物は地上に見えている部分と
地下にかくれた根とは
形もほぼ同形で
シンメトリーをなしているという。
花が咲くのも
地下の大きな組織があるからこそだ。

知識も人間という木の咲かせた花である。

〜中略〜

日本の知識人は
欧米で咲いた花を
せっせと取り入れてきた。

〜中略〜

多くは花の咲いている枝を
切ってもってきたにすぎない。
これではこちらで
同じ花を咲かせるのは難しい。

思考の整理学/外山滋比古 P14より

かくいう自分も、
表面的なところだけを取り入れて、
思ったような結果を出せなかったことが、
多々あり、
外山滋比古先生の仰ることは、
身にしみてわかっているつもりだ。

ちなみに「思考の整理学」は
東大生からも根強く支持される本です。

営業所の取り組みもやるな抜本的に

ある一部の上司が、
どこぞのセミナーで吹き込まれたようなことを、
帰ってきて早速会社で試してみるも、
結局うまくいかないことが何度もあった。

失敗の原因はあきらかだ。

中途半端なモノマネで終わってしまったからだ。

もう一つ言えるのは、
取り組みに対する検証期間が、
営業所単位とかだと、
それほど猶予をもてないのもある。

続けていればいつかは結果は出るだろうが、
会社も世間もそんなに悠長に待ってくれない。

完全コピーの先にオリジナルがある

私ごとですが、
学生時代は作曲を勉強していました。

いわゆるクラシック音楽のです。

クラシック音楽はまさに真似の系譜といえる。

ベートーベンはモーツァルトを模倣したし、
モーツァルトはハイドンを模倣した。

そのハイドンはバッハの音楽模倣した。

ある時は写譜をしてみたり、
何度も弾いてみたりして、
徹底的に自分のものにしようとした。

そうやって真似しているうちに、
その人達がもつ真の才能が、
内側から溢れてくるのではないだろうか。

クラシック音楽に限らず、
営業手法でも同じことが言えると思う。

当面はトップセールスを完コピすることに徹し、
徐々に自分のスタイルが出来上がってくる。

目指すは完コピだけど、
人が違う以上厳密に完全にはならない。

なので、できるところまでコピれたら、
それが自分のスタイルといっていい。

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