今日は自分のシマの部下を同行に付けて1日中現地を回ってきた。その部下は今年入社したての新卒の男の子だ。同行の申し出をしてきたのは、その男の子の方からなのだけど、同行に付きたい理由がまだまだ子供っぽいなと思った。理由は”断りが続くとテンションが下がってしまうのでどうやって自分をコントロールしているのか見てみたいです”というものだった。内心すげぇ面倒臭いと思ったし、真に受けて返せば「テンションは下がっても仕方がないけど、それがお客様の前で出ていなければいいんだよ」ということになるのだが、言ってできりゃ苦労はないわな、と思い至りとりあえず同行に付けさせてあげた。

その男の子も、元々かまってちゃん気質とでもいうのか、ちょっとウザいところがあって社内でも浮きやすい存在でもある。平気で負の発言をして、自分が周りからどう思われるかまで考えを及ばすことのできないところがある。例えば「どうせ同期の中でも一番アポイントが取れないのは俺になるんだろうしさ」と負の発言というか要は自己中なんだよな。自分に保険をかけて守りに入る様子があからさまで、そういう人って周りの人間もあまり関わりたがらない。”どうせ俺なんて”と被害者ベースの生き方が染み付いているんだろう。当然こんなのだから他人対して気遣いも大してできないのだけど、一応真面目は真面目なのと仕事は丁寧なので、このままコツコツと頑張り続けることができれば、それはそれで武器になるなと思う。

同行に付きたい動機も大した動機ではなかったので、今日の同行ではそれほど得るものなどなかっただろうけど、帰りの営業車の中で「あまり怒らないのはなんでですか?」と聞かれた。ちなみに飛び込み部隊の他のシマの部隊長は人によってだけど、感情的な物言いをする人も数名いる。その男の子の同期も他の部隊長から怒られている様子を何回か見ているから、僕が怒るような素ぶりを見せないのが気になっていたのだろう。僕が怒らない理由は単純で一番はやっぱり性格的なものに起因している。どっちかというと長気。会社で自分が怒るほどのことなんてそうそう起こらない。次に目的と手段の話で、最終的に部下が結果を出せば言い訳で、そのためには怒ったり叱ったりするよりも、自信を持たせてあげたりする方が、仕事に対して前向きになれると思うからだ。間違っても自分の感情をぶつけるようなことはしていけない。それは足元を見られるから。

今でこそ僕も一番隊隊長のポジションにいるけど、今の営業所にくる前は隊長としては3番手4番手でいることの方が多かった。当時は自分より格上の隊長たちから、部下を怒らないことで僕が怒られるなんてこともよくあったな。でも僕自身がそうだったように、怒られたから仕事をやるというのは超短期的なモチベーションにしかならず、自分から”やろう!”と思っている気持ちには敵わない。あんまり甘やかすのもよくないのは重々承知だけど、嘘をついてでも自信を持たせて上げることの方が回り回って自分や会社のためになると僕は思っている。

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