営業で、しかも訪問販売なので、ちょっと頑張ったからと言ってすぐに思ったような成果が出るわけではない。お客様があってのことなので、一個人が「どうしてもこの日に結果を出したい」と思っても思う通りにならないことはいくらでもある。

とはいえ、適当に流して仕事をしても結果が出てしまうこともあるし、そもそも全く世の中から必要とされていない、全く見向きもされない、関心を持たれない、そう言う商材を扱っているわけではないので、コツコツ回っていれば必ずいいお客様にも出会えるのも、これも営業の仕事のうちだ。だからある程度の期間を見た上で、それでも最低限の結果すら出せていないのは必ず問題がある。

自分は部下が上手くいってない時や、結果が出ていない時に、重箱の隅を突くような指導はしていないし、感情的になって人格を非難するようなことも言っていない。ただ、こちらの心情としては部下の結果に対しめちゃくちゃ腹が立っているし、できれば口を聞きたくないとも思っている。なんの気遣いもなしに「お前はバカか!」と言ってしまいたい衝動に駆られることもよくある。

ちなみに僕が一般社員だった頃には上司から「お前は俺のことが嫌いなのか?ん?」みたいな嫌味をよく言われた。挨拶に行っても無視されたことも多々あるし。怒鳴られたり、机を蹴られたりとかも。今ではそうしたくなる心境はよく理解できる。ただ、こちらが感情的になったところで部下が結果を出すかと言ったらそうではないので、そこは「結果を出させる」という目的を見失わないように、接し方を注意しないといけない。

今、全然結果を出していない社員の大半が入社2、3年目の若手社員だ。慣れてきてしまったのか、サボりを覚えてしまったのか。実質12月の最終週なので、理屈とかではなく単純に1人1アポ取って締めくくって欲しいし、みんなで気持ちよく忘年会に参加してほしい。

ここに愚痴っぽく書いても仕方がないことなので明日の朝礼なりミーティングでは以下のようなことを伝えようと思っている。

訪問販売の会社だからと言うわけでもないかもしれないけど、書類審査もあってないようなものだから面接さえすれば、ぶっちゃけ誰でも入れる会社だ。そんな会社に新卒で入社してくれた若手社員も何人もいる。でも君らの大半は是が非でもこの会社に入りたくて入社したわけではないのは明らかだ。業界的には有名だけど、世間的には知名度も低いし、何より就活生的には営業ってイメージが良くない上にさらに訪問販売なのだから。それでもこの会社に入社してきたのは、他に良い選択がなかったか、妥協に妥協を重ねてきたのか、明確な将来のヴィジョンを持っていなかいから、とかが大半の理由だろう。そもそもそういう選択肢しか持てなかったのは今までの人生で易きに流されてきたからに他ならない。もっと勉強頑張ればな、とか。部活を一生懸命やっていればな、とか。楽な方、楽な方へと。

自分のことは棚に上げてしまうが、易きに流された果てに、成長や明るい未来など待っているわけがない。そんなこと言われなくてもわかっている人が大半だけど、これ以上易きに流されるのは君らのためにはならない。楽をするのと好きなことをするのは違う。好きなことがあればそれをしたらいい。でも、そこまで好きなことが見つかっていないから今この会社にいると言うことは忘れてはいけないと思う。ひとことで言えば自己責任だ。現地に出れば基本的には一人だから、うるさいことを言う人もいないけど、最後の数日くらいは易きに流されないで仕事に向き合ってほしい。

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