今日も澤さんのボイシーを聞いていてハッとさせられることがあった。今日は”「自分より下」という思考の罠。”というテーマにについて話してくれた。このテーマにおける一番の勘所は、相手を自分より下だと思うことは本人の成長を止めてしまうことになる、ということだった。

特にハッとさせられたのがチャプター3の中で、

「下を見て安心させるっていうのは国レベルでよくやっている話なんですけれども〜、自分よりも下の人間がいるよ〜って、ある意味公式で認めることによって、真ん中ら辺の連中をうまくコントロールする、っていうそういう考え方」

と言っていた。士農工商の下に穢多非人という身分?立場?を作る事で中間層を安心させると。

この考え方が、会社の中での飛び込み部隊のポジションについて薄っすらと思っていた疑念をキレイに言葉にしてくれた感んじだったのだ。上司やさらにもっとその上の役員と呼ばれるような人たちは、飛び込み部隊をすごく労ってくれる。「尊い仕事だ」とか「君たちがこの会社を支えてくれているんだ!」とか。下のポジションを作る訳ではないけど、立ててくれる事で得られる安心感がある。かといって、もらえる給料は飛び込み部隊よりも商談担当の方がずっと良い。給料の差から目を逸らさせるために、さも大事なポジションなのだと言う事で、飛び込み部隊の思考停止を目論んでいるのでは、と。年に一回、全社で誰が一番営業力があるかを決めるイベントがある。ここ数年は飛び込み部隊が1位を取りやすいルールにもなっている。給与ではなく名誉の方で評価しようとしているのかなと。

もちろん商談担当という仕事は、専門的な知識や半端ない営業力、他には休みの日でもお客様から平気で電話がかかってきたりで、それは大変な仕事だと理解はできる。しかし、基本給は別としても、インセンティブの入り方はもっと配慮があっても良いと思う。もっとも飛び込み部隊と商談担当とでは仕事の室に違いがありすぎるので、僕が感覚的にそう思っているだけなのではあるけど。

例えば女性が、相手の男性を配慮しながらNOを突きつける時に使う言葉で「○○君にはわたしなんかには勿体ないから」とか「わたしよりももっと素敵な人がいると思う」とかもめっちゃ建前で、自分を下に置きつつも、それ以上の関係にはさせてくれない。会社が飛び込み部隊に労いの言葉をかけるのとほぼ同等の意味だよなと思う。額面通りに言葉を受け取って「じゃ、そこまで仰るのなら給料あげてください」とは言えないのだけど。

そういう言葉をかけてくれる事自体はぶっちゃけ嫌ではないし、僕自身がかなり単純なので言われて悪い気はしない。ただ、どういう評価を下されているのかは、かけてもらった言葉ではなく頂く給料から推して測るべしだと、今日の澤さんの言葉を聞いて改めて思った。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事