若い社員と飲んでいると、不思議がられることがある。それは、(全然大した数字ではないけど)結果を出し続けられることと、一つの仕事を続けられることに対してだ。それは僕の中ではもう答えは明確で、今更転職なんてできないからだ。40近いおっさんがこれといったスキルもなく、今よりも良い状況への転職なんてそうそうできる訳が無い。ぶっちゃけ背水の陣みたいなものだ。もちろん今の会社に致命的な不満があるわけではないが、そりゃ今よりも明るい未来を描ける会社に転職できるんだったらそうするよ。でも現実的には今の会社に居続けることが今の自分にできるより良い未来への行いだと思っている。だからまぁ、なんとか頑張っている。

これが社会人になりたての頃だったらもっと沢山の選択肢があって、ちょっと仕事に迷いが出始めたら、きっとあれこれ調べてしまうのだろう。だから若い社員が僕に対して不思議そうに思うのはすごく理解ができる。それとは別に、自分はもう答えを知ってしまっているから、若い社員には仕事にしろ何にしろ、しっかりと継続できるものを見つけて欲しいと思う。継続して積み上げてきたものでしか人は見てくれなくなるから。

また別の若い社員と話している時に、いい趣味をしているな、と思ったのが、好きな洋楽の和訳をしているというもの。彼はレゲエ好きらしく気に入った曲があるとそれを自分で訳しながら聞いているらしい。例えばこんな事を一定の期間続けたら、何に使えるかはわからないけど、大きな財産になると思う。是非継続して欲しいと思う。

1万時間というマジックナンバーは多くの人が聞いたことがあると思う。何かでプロレベルになるのに必要な時間とのことだ。例えば僕で言えば、ざっくりだけど1日に現地を回っている時間が5時間くらいとしよう。ウチの会社の年間休日は大体116日くらいとして、かれこれ10年近く飛び込み営業をしている。そうすると、

5×250×10=12500

となり、悠に1万時間を超えていることになる。爆発的に結果が出ているわけではないけど、飛び込み営業における自分の中での確固たるスタイルみたいなものは築けているので、この先に商材が変わろうとも、そうそうブレることはない自信がある。これにどれほどの価値があるのかは定かではない。でも繰り返しになるけど、継続して積み上げてきたものでしか人は見てくれないから、若い社員が色々悩んだり迷ったりするのは仕方がないけど、是非続けられるものに出会って欲しいなとは思う。

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