ボイシーで愛聴しているサウザーラジオでも取り上げられたリンダ グラットン, アンドリュー スコットによる「LIFE SHIFT」の漫画版を読んだ。

人生100年時代かぁ。最初、文字で見てもピンと来なかったけど、平均寿命のグラフが右肩上がりになっているのをみると、今でこそ70~80才くらいの寿命が、このまま伸び続ければ、自分を含め今の現役の人たちは100才くらいまでは優に生きるんだという事が実感として湧いてくる。自分が100才まで生きるなんて考えもしなかった。

100年生きる事を考えると、今の人生のモデルケースである、
教育〜仕事〜引退(余生)
の3ステージの人生によるライフデザインが狂ってきてしまう。なので人生100年時代に沿った生き方をしていかなければならない。

本書で言っている事をすごく大雑把にすれば、

80才くらいまでは働きなさい
そのためには、無形資産を持ちなさい
 1、生産性資産(スキル)2、活力資産(健康)3、変身資産(人脈)

ということだった。自分の解釈では受け身の人生ではなく、こういう風に生きたいという攻めの人生”を送りなさいというメッセージに思えた。実際、仕事にしても恋愛にしても、守りに入ってしまうと意図しない結果を招く事が多いので、攻めろというメッセージは希望を持たせる内容でもあったと思う。あと、漫画だからサラッと読めてわかりやすくて良かった。

好きなように生きよという意味では希望的な内容であった。しかし100才までどうにかしてお金や時間をやりくりしないといけないという意味では、ちょっとこの先思いやられるなとも思ってしまった。いずれにせよ順応していかないといけないことは間違いない。

漫画版でサラッと読んだだけだけど、読む前までは普通に7~80才くらいが寿命だと思っていた。ちょっと前までサピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福を読んでいて、この本でも近年起こっている変化がいかに急激なものであるかを思わせる記述がたくさんあった。個人的には特に男女のヒエラルキーに関する項目がそうだったのだけど、人類史が始まって本当につい最近まではずっと男性優位の社会だった。しかし、現在の人たちは、今まさに男性が必ずしも優位であるという前提は崩れつつあるその最中を生きているわけで、ひょっとしたらそれが一気に女性優位の社会に変化する可能性だってあるなと考えてしまう。両書ともに変化している社会を実感できる良い本だと思う。

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